羽子板・破魔弓はいつしまう?

しまうのは、七草粥を食べてお正月が終わる1月7日の松の内が過ぎてから片付けるとよいでしょう。また地域によっては1月15日頃がよいでしょう。それはちょうどこの頃、お正月飾りを焼く左義長(さぎちょう・どんど焼きのこと)の行事が行われるからです。江戸時代には、宮中の左義長風景を描いた極彩色の左義長羽子板というものがありました。これは、このお正月行事と羽子板との密接な関係を物語っているものといえるでしょう。お正月とはそもそも、歳神様をお迎えする行事であり、松の内とは年神様が家にいらっしゃる期間と考えます。