正絹とは絹糸だけで織った織物のことをいいます。経糸も緯糸も100%絹糸で織られている 場合を正絹と称し、これは京都西陣や群馬桐生の織物組合の表示規則でも定められています。 これに対し、化学繊維が混ざった織物を交織といいます。 ただし、繊維製品品質表示規則の特例で、組織の押え糸、補強、縁取りなどに、絹糸以外の繊維が 使われていても、それが5%以下なら正絹あるいは絹100%と表示してもよいこととなっています。