【慶祝 令和御即位礼 黄櫨染御袍】

令和を記念した新元号発祥の都、太宰府らしいおひな様を製作致しました。

男雛の衣装は、平安時代より、宮中の重要儀式で天皇陛下のみ着用できる絶対禁色と呼ばれる「黄櫨染(こうろぜん)」を使用。令和元年10月22日、皇居で行われた天皇陛下が即位を国内外に宣言される国事行為の儀式「即位礼正殿の儀」でも着用されました。女雛の衣装は皇后陛下がお召しになられました紋様となっております。格式、材質とも最高峰の有職織物を使用しています。どちらも最高級西陣織正絹生地を使用しております。
【男雛衣装】 黄櫨染御袍 ・・・ 黄櫨染は真昼の太陽の色を象徴した色です。四角形の紋様は桐、竹、鳳凰、麒麟の図柄が配されています。令和の御即位の際にはこの黄櫨染の装束を御着用されました。
【女雛衣装】 小葵地松喰鶴丸文様 ・・・ 令和の御即位礼正殿の儀のおかれまして、皇后陛下がお召しになられた十二単の唐衣の装束です。
〈人形制作〉  京人形伝統工芸士 二世 三宅玄祥
〈特徴〉 ・令和の元号のその典拠は、約1300年前に、ここ太宰府の地で行われた「梅花の宴(ばいかのえん)」を記した、『万葉集』「梅花の歌」三十二首の序文にあることが発表されました。屏風にはその悠久の都の宵絶句をイメージした四王寺山、梅花の歌、梅と月を描きました。お飾りには太宰府の象徴である紅白の梅の飾りを配しています。令和の即位礼正殿の儀にご着用された両陛下の装束を再現しました。