Q 十三仏(じゅうさんぶつ)とは何ですか?

Q 十三仏(じゅうさんぶつ)とは何ですか?

Q 十三仏(じゅうさんぶつ)とは何ですか?    

A 地域によってはお盆の棚に十三の仏が描かれた掛軸をお祀りすることがあります。これは十三仏と呼ばれる仏様で、初七日(しょなのか)から四十九日(しじゅうくにち)までの七回の法要、その後の百ヶ日(ひゃっかにち)、一周忌(いっしゅうき)、三回忌(さんかいき)、七回忌(しちかいき)、十三回忌(じゅうさんかいき)、三十三回忌(さんじゅうさんかいき)の十三回の法要において、それぞれ故人の救済に当たるとされます。
 十三の仏は図のとおりですが、真言宗の場合には大日如来(だいにちにょらい)、浄土宗の場合には阿弥陀如来(あみだにょらい)、天台宗・禅宗の場合には釈迦如来(しゃかにょらい)がそれぞれ中心に描かれたものをお祀りするようにします。十三仏を供養することはご先祖様への供養になるばかりでなく、ご自身の供養のためでもあると『十王経』には書かれています。