鯉のぼりの起源

鯉のぼりの起源

江戸中期に町民のアイデアで鯉のぼりが生れました。中国に古くから伝わる登竜門の伝説になぞらえ、 竜門の滝を登り切ると鯉が竜になるように、我が子も健康に育ち、将来は大きく出世して欲しいという立身出世の願いを込めたものです。ま た、「わが家に男の子が生まれました。どうぞお守りください。」と天の神様に伝え、守っていただく意味があるとも伝えら れています。
この頃は和紙に鯉の絵を描いたものでしたが、大正時代に破れない綿の鯉のぼりが生まれ、 昭和三十年代の半合成繊維の鯉のぼりが誕生し、現在に受継がれています。