未来への願いを込めた「博多献上」

献上柄は博多織を代表する模様です。江戸時代に筑前藩主・黒田長政(1568-1623年)が幕府に博多織を献上したことに由来し、現在に受け継がれています。献上柄には親子縞と孝行縞という縞柄があります。「親子縞」は太い縞が細い縞を挟むように配された縞で「親が子を守る」という意味があります。「孝行縞」は細い縞が太い縞を挟むように配された縞で「子が親を慕う」という意味があります。そこには、時代を超越し受け継がれる無病息災、子孫繁栄などの思いが込められています。鯉のぼりには、生まれた子供が健やかに育つようにとの親の思いが込められています。博多献上にはその「思い」があります。その「思い」を込めた吹き流しを創業明治37年の老舗メーカー「ワタナベ鯉のぼり」様と共同製作致しました。